19 違うこと
お風呂からあがったから身体がカサつくので、必ず塗るようにしているボディクリームを、5日前くらいから切らしていて、買おう買おうと思っているのに毎日買うのを忘れてしまっていて、一昨日ボソッと独り言として「またボディクリーム買うの忘れた…」と呟いたら、昨日いつもの場所に新品のボディクリームがそっと置かれていました。多分お母さんの仕業です。仕業というかおかげかな。それを見て、血は争えないなと思いました。わたしもお母さんの立場なら同じことをしていたと思うからです。わたしも、そういう、よく言えば気遣い、悪く言えば?お世話をするのが大好きです。
というのも、気遣いというと聞こえはいいけど、わたしやお母さんがするその大半はだいたいおせっかいだからです。しかもおせっかいのくせに、気付いてくれなかったりすると少し不機嫌になります。だれも頼んでいないのにね。
お世話をするときは、本当に純粋に喜んでくれるといいなぁって気持ちでしているのに、だんだんそれが相手への期待になって、期待通りにならないとへこむのです。なぜかそうなってしまいます。気持ちのコントロールって難しい。
わたしはお母さんと同じだから、そういうことをしてしまうお母さんの気持ちが分かるから、お母さんのこと自分勝手とか思わないけど、違う人からするとそう思うのかな。
でもたまに、その人はきっと違うのに、わたしやお母さんのするような、不器用な?複雑な?気持ちや気遣いに気付いてくれて理解してくれる人がいる。優しいなあと思います。ありがとう。
違うもの同士、違うところを否定するんじゃなくて、理解し合えたらだいたいのことはうまくいくのかなぁ。簡単に聞こえて、難しいよねえ
おわり