8 忙忙忙忙!

 

 

今日も忙しい。本当にびっくりするくらい仕事は終わらないし、お客さんは次から次へとやってくる。

途中から何喋っとんかわからんくなった。

 

 

あっっっっ

という間に一日が終わってしまう。学生時代の、あの一日がとってもゆったりだった感じが嘘みたいだ。

 

学生の頃も、よく時間が経つの早〜い!とか言っていたけれど、それはトータルで見たときの時間で、例えば一日じゃなくて一週間とか一ヶ月とか一年とか。一日一日の終わりに、今日あっという間だったなって思うことはあんまり無かった気がする。よっぽど楽しい一日だった日に、名残惜しいという意味でそう思うことはあったけど。

 

だからただ仕事をこなすだけで一日が一瞬で過ぎ去っていく最近は、なんだか切ないし寂しい。みんなはわたしよりもっと大変な仕事をしているだろうから、これが社会人なんだろうな。

 

 

社会人になって、時間をお金で買うようになった。有料特急やタクシーにためらいなく乗るようになった。そうすることで、自分の自由な時間が増えるなら、500円や1000円を出すことくらいどうってことない。学生の頃はあんなに時間があって、あんなにお金が無かったのに。

 

 

今日は何だか書きたいことが分からない。ただぼんやりと社会人の切なさを感じていた。

 

 

 

おわり