75 君の名は

 

ついさっきまでテレビで放送されていた

君の名は。を見ていました。

 

君の名は。が公開されたのは

ちょうど大学生最後の年だった3年前で、

公開してしばらくは人気すぎて

大きな映画館は連日満員でチケットが取れなくて

それでも見たくて仕方なくて

結局小さな映画館のレイトショーに

一人で観に行ったなぁ。

 

夜に観たからか、観終わったあとの余韻が余計にすごくて

電車に乗らずに2時間くらいかけて歩きながら

当時の家に帰ったのを覚えています。

分かりやすい映画じゃないから、

テーマが何かとかも明確には分からなくて

共感できる部分とかもなかったし

なのに心がズシーンってなる映画でした。

なんか、自分何やってんだ?みたいな感じかな。笑

映画の中の必死に生きようとしてる若者と

その時の自分比べてたのかな

大事な言葉を、伝えるべきと思う言葉を

飲み込む癖があったから

そんなんじゃだめじゃんって思ったのかな

いつ何があるか分かんないのにって

あーそんな感じだった気がするなぁ

 

 

 

そのあと、好きだった子から

君の名は。を一緒に観に行こうと誘われたのに

もう観ちゃったと言ってその誘いを断りました。

当時その子とのことを唯一相談していた友達に

それを報告すると

信じられないアホちゃうかほんまに好きなんか

と散々罵倒された記憶があります。笑

たしかに、2回目でも観に行けばよかったと思う。笑

あの時2回目を観に行っていたら、

この映画に対する感情も変わっていたかもな。

 

 

 

なんかさ

映画だけじゃなく音楽とか風景とかも

すごく印象に残っているものだったら

もう一度観たときに

当時のことがすごく、鮮明に蘇ってくるよね

前にも同じようなこと書いた気がするな…

大雑把な記憶だけでなく

些細な気持ちの変化とかまでさ

すごいよね

 

君の名は。ってわたしにとっては

そういう映画だったんだって今日思いました

 

 

おわり