122 ファーストラヴ

 

という映画を観ました。

もう夜遅くて、

明日は出社だから早く寝ないとだけど

すごく心に残る映画だったし

映画を観た感想とかは

後からも振り返れるようにしたいから

書く!

 

予告を観た時からずっと気になっていたけど

とっても良かったです。

レビュー低くない?と思うぐらい。

わたし、パキッとしてる映画よりも

曖昧で、含みがあって、

終わったあと余韻たっぷりで、

すっきりしすぎずちょっともやっとする

映画の方が好きなんです。

だから洋画より邦画派。

日本ってそういう感じですよね。

今回のファーストラヴもそんな感じ。

まあでも、ちゃんとしっかり

サスペンス要素もあるから

どんな人も楽しめる気がする!

 

観終わったあと、

共感できる!ということは一切なくて、

どちらかというと共感できないことが、

それがどれほどの幸せかということを

思い知らされたし、

私の周りには無かっただけで

きっとこういう世界は

間違いなく存在するんだろうと

その辛さも苦しかった。

 

具体的に言うと、

わたし女性として生まれてきたからといって

それが生きづらい要素だと思ったことなんて

一度も無いんですよ。

むしろ、女の子で良かったと思う瞬間の方が

たくさんあるし

女の子扱いされるのも好きだし。

だから、今話題になっている

オリンピックの件とかも、

問題になること自体は全然わかるし

そうだと思うんだけど

だからといって

自ら抗議したくなるようなほどの怒りは

全然湧いてこないんです。

だって、自分の周りの世界は

全然そんなじゃないから。

ピンとこないし、腹も立たない。

 

けれど、今日の映画を観て、

(オリンピックの件とは全然種類が違うけど)

こんなに女性であることが生きづらくて

辛くて、悲しい世界もあるんだと、

思いました。

それはきっと映画の中だけでなくて

現実世界にも。

すっっっごく苦しい世界だなぁ。

自分の周りにはないけれど、

でも絶対に存在しているそんな世界、

それは本当に最悪だな、、、。

そうやって心を痛めている人たちのそばにも

何かしらの愛が寄り添っていますように

と心から思いました。

 

 

芳根京子ちゃんの演技、すごすぎたーーー

特に声!!一緒になって震えました。

 

 

おわり