78 忘れない自分
一週間が終わって、
今日は久しぶりに(1ヶ月ぶり)に
実家に帰ろうと思って、電車に乗ったところ。
これから1時間半ひたすらに揺られるだけなので
自分のいまの気持ちをきちんと残しておこう
って思いました。
いまこのブログを読んでいる人はいるのか
いるとしたら一体どんな人なのか
全然わからないし、
人によっては冷やかされることもあるかもだけど
そんなこと関係なく、書いちゃうね。
1ヶ月と少し前くらいに大失恋をした。
わたしから別れを告げたのは2回目で、
2回も振っているのに失恋なのかって、
でもこんなに辛くて悲しいことはないって
思ったから大失恋と呼ぶことにする。
乗り越えるのになんだかんだと時間がかかって
きっといまも全然乗り越えられてないけど
なんとなく整理がついてきたのが今だったから
とりあえず思うままに書く。
小学生の頃初めて好きな人ができた時と同じくらい、ピュアな気持ちで人を好きになって、振られてもいいからこの気持ちは絶対に伝えたいと思って、自分でもびっくりするくらいに衝動的に想いを伝えたら、相手も同じ気持ちでいてくれたとき。世の中には奇跡みたいなことってほんとにあるんだなって思った。それから心から人を好きになって想い想われることってこんなにも幸せなことなのかって思った。
卒業や就職を経て、いろいろなことがあって、お互いの環境はずいぶん変わって、価値観とかも多分、変わって、でもわたしは全然大人になんかなれなくて、お互いにずっとピュアな気持ちでいられるんだろうと思って、あまりにもまっすぐに考えすぎた結果、どんどん相手も自分も苦しめた。なんとなく、悪い事態に向かうことは分かっていながら、でも絶対に大丈夫なはずでしょって思ってる自分もいて、それがすごく苦しかった。大丈夫なわけないのに大丈夫って思いたい自分が苦しかった。
苦しかったから、離れて、でも離れた方が苦しくて、しがみついた。
次こそは大丈夫。こんなに苦しくても一緒にいたいと思えた。それがすごいことなんだ。って思ってた気がする。。笑
まるで自分がものすごく壮大なストーリーの主人公かのような気分でいたけど、そんなストーリーはわたしの勝手な妄想でしかなかったことに気付いてまた苦しんだ。冷静に書いてたらおもろい。。笑 でも悲しい。
二人のことは妄想だったけど、わたし自身のことは全部本当で、だからずっとピュアな気持ちは消えずにいて、なんて書いたらいいかわからないなこの気持ち。
こんなにも特別に好きと思える気持ちは自分にとってすごいことだったから、それさえあれば何でも乗り越えられると思っていて、けどどんどん苦しくなって、独りよがりって苦しいんだと気付いて、初めて大人になった。
大人になって冷静になって、初めて未来のことを考えた。それまで今に必死すぎて、先のことなんて考えられなかったから。いろいろなパターンの未来を考えた。でも全部のパターンでうまくいかなかった。1人の気持ちだけじゃ、全部のパターン、壁につまずいた。
そのシミュレーションが全部本当にその通りになるのかは最後までわからんかったけど、そんなシミュレーションをしてそんな未来が思いつく時点でもうあの頃のピュアさなんて消え去ってることは間違いなかったから、最後だなと思って。。。あとでこれ読み返して意味わかるんかな。笑
タイミング的にももう一度しがみつくようなことはないなって思ったし、わたしやっと大人になったから、自分の気持ちだけでは何も変えられないことを知ったから、大失恋することにした。失恋って、失うことだから、自分の意思ではないはずだから、することにしたって、変だけど。
今日会社でコピーをしにコピー機の前に行ったら、ブラインドの隙間からきれいな夕焼けが見えて、いろいろなことをまた思い出した。きっとこの先消えることはないとまた思わされてしまった。
自分の気持ちを素直に認めたときのどきどきも、初めて気持ちを伝えたときのどきどきも、2人で過ごした場所も、出かけた場所も、見た景色も、なにもかも絶対に忘れられることなんてないんだろうと思って、そしてそれを上から塗り潰したり踏み潰したりすることは過去の自分が絶対に許さないんだろうと思った。
でもいつまでもそんなんじゃだめだから、前の自分は一回死んで、今は新しい人生なんだって思ったら、なんかいい感じ。
忘れない自分と新しい自分。いい感じ。
忘れない自分と新しい自分は違うけど、違わないこともあって、ずっと話を聞いて支えてくれたり、共感して一緒に泣いたり笑ったりしてくれる人が変わらずいてくれることで、それは本当に本当に嬉しいことです。です。
新しい自分は日々奮闘中、成長中なので、
忘れない自分とは一旦ここでおさらばしたいと思います。
たくさんのありがとうとしあわせときれいな思い出も。
気持ち悪くてごめんなさいね。。へっへっ
おわり