129 お笑いライブに初めて行った日
このままでは4月一度も更新しないで
おわってしまうというのを
20日頃から薄々感じていて
結局最終日になりました。
なので今日はずっと書きたいなと思ってた話を
書こうと思います。
なんと話は1月にまで遡ります。
ちょうど年末年始が終わって、
人とのコミュニケーションの無さに
慣れが出てき始めてて
コロナ後の世界ってどうなっちゃうの？
ってなってた頃の話です。
毎年M-1のある12月からの数ヶ月間
わたしにはお笑いブームがやってきます。
どうぞお笑いミーハーとでも呼んでください。
とにかくM-1を見たら、そこから数ヶ月間
お笑い芸人さんがとんでもなく輝いて見える
という期間があるのです。
でも毎年、ほどほどに楽しんで
ブームは収束していってました。
けれど、今年は違いました。
なんと、なんと
人生で初めてお笑いライブというものに
足を運んでしまったのです。
そのきっかけはとある芸人さんが
テレビでもYouTubeでも何でも目にするたびに
お笑いは生で見るべき！
生で見たら面白さは何倍も違う！
って口酸っぱく言っていたことなんです。
正直何回言うねんって思ってました。
というか、そもそもお笑いライブが
定期的に開催されていることを
知らなかったわたしからすれば
生で見るお笑いとは？はて？
という感じだったんです。
でもあまりにも何回も何回も言われすぎて
興味本位で調べてみたら
なんとまあほぼ毎日のように
お笑いライブって開催されているんです。
それで、その調べた日から程近い日に
わたしの好きなお笑い芸人さんばかりが
出演するライブがあって
気が付いたらチケットを買っていました。
当日はどきどきそわそわしながら
会場に向かいました。
ライブってアーティストとかアイドルとかしか
行ったことないから勝手も分からないし、
しかももちろん一人だし。
会場には思っていたよりもはるかに
多くの人がいました。
しかも、若い学生さんからカップルから
お年寄りのご夫婦までさまざま。
特に人気の芸人さんばかりのライブだったから
余計にそれぐらい幅広かったのかも。
肝心のお笑いライブはというと、
もう途中でほっぺたがちぎれるんじゃないか
ってぐらい笑いました。一人やのに。
でも横に座ってた一人で来てた人も
それぐらい笑ってた。
というか会場全体が大爆笑。
マスクしててもみんなみーーーんな
笑顔なのが分かるぐらい。
本当に芸人さんが言っていた通りでした。
TVで見るのとぜんっぜん違う。
芸人さんたちからは
緊張感も伝わってきつつ、
でもお笑いやってるのが楽しくて仕方ないって
感じの空気感も伝わってくるし、
お客さんのうねるように大きくなる笑い声も、
全部が相まって面白さ200倍ぐらいでした。
みんな笑ってて、みんな笑顔で、
こんな時代なのに
その空間だけが別世界みたいに温かくて
笑い過ぎと感動で泣きました。
冗談抜きで、こんな世界ってあったんや
って思いました。
それに、終わったあと、
不思議とめちゃくちゃ元気になるんです。
だって座ってるだけで
笑わせてくれるんやもん。
映画やドラマみたいに
こっちに何かを委ねられることはなくて、
ただただ芸人さんたちは
目の前にいる人をどうにか笑わせようと
あの手この手で笑かしてきて
お客さんはまんまと笑わせられるだけ。
謎のパワーをたくさんもらいました。
それからその時に、思いました。
やっぱり、豊かさって大事！って。
今はネットがあるから
いくらでもオンライン上で気軽に
何でも見れる時代だけど、
こうやって足を運んで
顔と顔を合わせて見たからこそ
こんな面白さを味わえたわけで、
面倒くさくても豊かさを求めていたい
って思いました。
あの日見たお笑い芸人さん、
前説の方からトリの方まで
一人残らず忘れません。
豊かな時間を本当にありがとうございました。
それからというもの
月に1回ぐらいかなぁ。
気が向いた時にコソコソと
お笑いを見に行くようになりました。
趣味とまでは言えないぐらいだけど、
わたしの生活に彩りを与えてくれる
一つになりました。
でさ！
いま、コントがはじまるっていうドラマが
やっているんですど
もうそれが胸にグサグサ刺さります。
とっても面白い！
そしてやっぱり
人を笑わせるのが仕事のお笑い芸人さんって
素敵だと思いました。
もちろん、笑わせるだけじゃなくて
いろんな方法で心を動かしてくれる
俳優さんやアイドルさんも
表舞台に立っている人たちみんな
やっぱりすごいと思います。
なんか前にも同じような話書いたけど。笑
また緊急事態宣言が発令されてしまって
暗いニュースばかりな世の中だけど、
みんなが笑顔満点な明るい世界を
またみれますように！
みんなみんな元気になりますようにーー！！
おわり
